クスノキに思いを馳せる。
早朝から町内清掃で、神社のお掃除をしてきた。
見上げればうっそうと生い茂る、クスノキの樹冠。
推定樹齢は200年~300年だと言う。 このようなクスノキの巨樹が何本もある。
子供の頃、おてんばだった私は学校帰りによくこの木に登って怒られた。
これらの大クスノキにフクロウが繁殖し住み着いて、最近、口コミでちょっと有名になっている。
三脚とカメラを持って写真を撮りにくる人達をたびたび見かける。
プロっぽい(撮影隊)人達も見かけたり ・・・。
わたしの叔母は長い間、この神社のすぐ横で借家住まいをしていた。
幼い頃よく遊びに行ったものだ。
夜になると真っ暗で、叔母の家から自宅へ帰る時、この神社を通るのが怖くて怖くて・・・。
そういえば夜になると「ホーッ ホーッ 」と、ふくろうが鳴いて薄気味悪かったのを思い出した。
最近話題になっているが、ずっと昔からふくろうの棲み処だったと思うよ。
・・・ クスノキの思い出。
我が家の実家にはレモンの木があって、アゲハ蝶がよく卵を産む。
7年くらい前だろうか ・・・。
羽化させてみようかと卵を産み付けた枝を切って、虫かごに入れて育てた事がある。
食欲がすごく旺盛で、幼虫の食草に困り、調べたらクスノキ科の植物の葉を食すとある。
クスノキを探して、あちこち歩き回った記憶が蘇る。
ウケ狙いで、アゲハ蝶の飼育ブログを書いたりしてね。
基本的にムシ類は大の苦手で、気持ち悪かったのだが世話をしていると、不思議と可愛くなってくるものだ。
見事、数匹のアオスジアゲハが羽化して我が家から飛び立って行った。
その後、きなこを連れて散歩に出掛けると、どこからともなく1匹のアオシズアゲハが飛んできて、私の周りをまとわりつく様になった。
「このコはきっと私が育てたアゲハちゃんに違いない! わたしを親だと思っているのかも!」 と、会社の同僚達に鼻息荒く話したけれど、みんな失笑して「それはない! 断じてない!」と キッパリ。
でもね、1度や2度じゃないんだよなー。 不思議な体験だわ。
掃除をしながらちょっとクスノキの思い出に浸ったのだった。
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今日のおやつ。
くるみパンを半分にカットして きなことハチミツかけてみた。
最近、甘いモノがとても食べたくなる。