熱海旅行 | 母のこむら返り
熱海駅から黒船電車に乗りました。
来宮駅までは一駅です。
—– つづきです —–
えっと。。
昨日はどこまで書いたんだっけ?
お部屋案内されお茶を入れていただき仲居さんが出て行った後・・・、母と顔を見合わせて大笑いしてしまいました。
「まいったね!どうする?お母さん6階まで階段なんて無理だよね。露天風呂はわたしひとりで入ってくるよ。」と言うと、「そうだねぇ~。ちょっと無理かも。」と母も屋上までいくのは自信がないみたいでした。
内湯は2つあり、両方とも2階にあるようなのでホっとしました。
貸し切り露天風呂の予約時間は17時でお夕食は18時半にしてもらいました。
弾性ストッキングを脱いで、畳の上でくつろいでいたらすぐに17時になってしまいました。
腹痛もおさまったので、一番楽しみにしていた露天風呂に行くことにしました。 ← 6階だけど
露天風呂には行かないと言っていた母ですが、「せっかく来たんだから、わたしも行くよ。」と気合が入っています。
「んじゃ、ゆっくり、ゆっくり行こうね。」と二人で屋上へと向かいました。
どひゃ~っ!
やっぱりキツイ階段です。
母をいたわりつつ、やっと5階まで上ってきたのですがそこで母が呻き出しました!
両脚の太ももがこむら返りを起こしたのです。
太腿のこむら返りって凄く痛いんですってね。
わたしはふくらはぎのこむら返りはよくやるんですけど、太ももってやった事がないのです。
階段の上に座って、母のやせ細った太腿をさすって痛みが和らぐのを待ちました。
「なんか、罰ゲームみたいだね(笑)。」
母のこむら返りが少し和らいだと言うので、立ち上がったのですが・・・。
すぐにまたキューンとこむら返りが連続して起きてしまいました。
もう地獄絵図(笑)。
本人は相当痛いらしく、話し掛けても言葉になりません。
戻ろうか・・どうしようか・・。
あと1階上がるだけ。わたしが母を背負って行く!
大丈夫だと嫌がる母を無理やり背負い、根性で屋上まで上がりました。
・・・年老いた母はめちゃくちゃ軽かったです。
なんか、その方がショックで・・・。
体重を聞いたら30数kgしかありません。
手足も枯れ枝のようにやせ細ってしまったしね・・。
そして、やっとの事で6階の屋上へとたどり着き、念願の露天風呂に入る事が出来ました。
簡単ながらも屋根と風除けがあったため、思ったよりは寒くはありませんでした。
源泉かけ流しなのでかなりお湯は熱いのですが、水道の蛇口をひねって入れる適温まで下げました。
眼下には熱海の街並み、海、山と月・・。
お湯は素晴らしく、景色を見ながらふたりしてボーっと命の洗濯をしたのでした。
脚のリンパ浮腫があるので、長湯はできません。
10分ほどで切り上げて部屋へ戻りました。
18時半から夕食です。
なんとか夕ご飯が食べられそうだと思ったのですが、目の前に次から次へとご馳走が運ばれて来るとだんだんと胸がいっぱいになってきちゃって「これ、食べきれるだろうか。。」とまたまた不安感が押し寄せてきます。
料理の匂いを嗅いだだけで吐き気が。。。←つわりかっ
お刺身の舟盛りを避けたコースにしたのですが、舟盛りではないけれど一人前ずつ「まぐろ」「かんぱち」「アジのたたき」「アジ」とてんこ盛りの刺身のお皿がついています。
そして天ぷら、煮物、ながらみ?、生牡蠣、アワビなどの貝類もあって・・消化が悪そうです。
消化の良さそうな煮物をまず口にし、大丈夫そうかな・・と思いつつ分厚く切られたまぐろの刺身を恐る恐る食べたらば・・・。
急に吐き気をもよおしてしまいました。。
体調が悪い時には生ものはやっぱりダメ・・でした。
—— 次回へつづきます。(もう少しお付き合い下さいませ) ——-