自治会の世代交代
午前中、自治会の防災訓練に参加してきました。
みっちり2時間。
防災訓練は年に最低でも4回は実施しています。
今回は自治会で新しく購入した備蓄品の紹介と、実際にそれらを各自で使ってみること、消火器訓練、発動機の動かし方とテントの設営などが目的で集まりました。
新型コロナがまた増えてきているので、今回は組長(班長)と役員のみの参加です。
後ろにデカデカと「防災」、表側には「〇組」と書かれたベストを着用して(笑)・
真夏時はこのベストを着るのが暑くて暑くて。。
今日は大丈夫でした。
まずは発電機。
2種類の発電機があり、1種類はカセットボンベ式です。
カセットのセットから紐を引っ張ってエンジンをかけるまで、きっちり一人でこなさないとお許しが出ません(涙)。
わたしは非力なので、紐をいくら引っ張ってもエンジンがかからず・・・。
まぁ、やり方にコツがあるのかも知れませんがね。
ウチの母親よりも歳の多い〇〇さんが1発でエンジンがかかりました。
すっげードヤ顔をされて内心イラっとしました。
消火器訓練も訓練用の消火器の水を入れる所から、空気を入れる・・「今後、誰が防災の役員になっても大丈夫なように・・と、何度も何度も同じ事を繰り返すからね・・。」と、現防災役員部長が熱心に指導します。
「何度も何度もやる事で体が覚えます。災害時に若者がそこに居なければ年寄りがやらなければならないし、男性が居なければ女性がやらなければなりません。また同じことを・・と思うかも知れませんがとても重要な事なのです。」と防災部長が力説していました。
ここ数年の間に若い方達の入居が増えています。
タワマンがあちこちに建てられ、マンションの住民が多いのです。
戸建ての家よりもマンション住まいの若い方が多くなってきて、自治会の世代交代が地味に進んでいるのを感じています。
昔は自治会の3役はこの地に長くから住んでいる戸建て住居の高齢者ばかりでしたが、ここ数年で30代から40代くらいの若い世代がその中に入ってきました。
自治会の集会もプロジェクターを使用しての会議に変わったし、今回の防災の備蓄品もイマドキの商品を若い役員の方々がネットで安く購入していてね。
生活様式がデジタル化してきて高齢者が取り残されているけれど、自治会活動も世代交代が進んできている気がします。
わたし的には多少は威張られても、高齢役員で固定化してくれた方が楽なのですが、幅広い世代を役員に取り入れる事が理想なんでしょうね。。