負けるが勝ち。
先日、ちょっと嫌なクレームを入れてしまいました。
詳しい内容は割愛しますが。。。
明らかに、先方のミスなのですが電話を切ってから、もっと丸くオブラートに包んだような言い方をすれば良かったのでは・・と反省してしまいました。
どーもわたしは、すぐにムキになってしまうのです。
相手がトンチンカンな事を言っていたり、明らかな考え方の勘違いをしていたりすると、それを知らしめよう、正そうと躍起になってしまう所があるのです。
決して自分が優位に立とうとか、相手に対してやり込めてやろうなどと言う気はさらさらありません。
責める気なども無く、ただただ「間違い」であった事を解ってね(自覚してね)・・と言う事なのですが。。← なんのこっちゃですよね(笑)
つい熱くなりムキになると、暴言を吐かないまでも声を荒げてしまい感情的になっている自分がいます。
そしてその後冷静になると、「ああ、もっと優しく言えば良かった。同じ事を言うのにも言い方で相手が受ける印象が違うのに・・。」と猛反省してしまうのです。
こんなに嫌な気持ちになるのならば、正論などぶちかまさなければいいのに。。。
「負けるが勝ち」と言う言葉がありますが、わたしはこれがなかなか出来ません。
自分の心の思いを置いといて、「そうね、あなたの言う通りですね。ごめんなさいね。」なんて言えないのです。
言い争いになっても自分が正しいと思っているならば、自分が納得できるまで議論したいタイプです。
昔々、子供の頃に兄と近所の仲の良い友達、母親と数名で山登りをした事がありました。
みんなで歩いている時に、誰かが「ぷぅ~っ」っとおならをしたのです。
兄が「ロズエルがおならした~っ!!」と言い出して、おならの犯人にされてしまいました。
わたしは断じておならをしていなかったので、怒りながらムキになって身の潔白を主張しました。
そして、「おなら」の犯人探しが始まったのでした。
その時に母が笑いながら「ごっめーん、お母さんだよ。つい出ちゃったの!」と言ったのでした。
それでその場は笑いで収まったのですが、暫く経ってからわたしが「本当にお母さんがおならしたの?」と聞いたらば、「負けるが勝ちって言葉があるんだよ。」と母が言ったんですよね~。
このエピソードに「負けるが勝ち」という言葉の使い方が正しいのか解りませんけど!(笑)
今回、結果的に相手をやり込めてしまったかも。。
あえて反撃しない方が「負けるが 勝ち」だったかも知れません。。
もっと人間丸くならないといかんなぁ~と思います。
歳を重ねて「丸く」なるどころか、険のある女性になってきている。。
マズいです。。