流水不逆の生き方に憧れるが自分には無理。
今週は行政機関での出向作業です。
今日は仕事が終わったら、本社へ戻って話し合いです・・。
仕事も憂鬱ですが、終わった後も憂鬱です。
中学の卒業時、尊敬していた教師から「流水不逆」と書かれた色紙を渡されました。
流れに逆らわずに生きて行く・・
この言葉がずっと心の奥にあるのですが、今までの人生の中で流れに身を任せた事は無いかも知れません。
いつも逆らってばかりです。
あっ、
たとえば、何か仕事でミスをして、もう自分ではどうする事も出来ない・。
やるべき事は全てやったのだから、もうなるように身を任せるしかない・・というのは別です。
何かを決断する時に、という意味で。
生きていくって、小さな決断の成り立ちだと思うのですが「流されるままに・・」というような事はわたしには出来ません。
確かにその方が楽かも知れませんね。
自分に都合の良い理由を並べ立てて、自分の気持ちにフタをして胡麻化してやり過ごす。
物わかりの良い人を装って「オカシイ」と思っていても、向こう側を肯定する努力をするとか。
いや、そもそもそんな小難しい事など考えない。
ふわりふわりと木の葉のように身軽に流されれば良いのです。
「流水不逆」色紙の教師は、ほんと自然体でひょうひょうとしたおじいちゃん先生でした。
全く気負いが無く、言葉は悪いですが「昭和の無責任男」といった感じでした(笑)
そんな生き方に憧れます。
身を任せて流された先には、想像もしなかった展開が待っているかもしれない。
もっとワクワクした人生が待っているかもしれません。
わたしは自分の固定枠の中で常にジャッジし、答えを探して物事を決めてしまいます。
だから、大きな失敗や損失は無いものの大成はしないんだよなぁ・・・。
川の流れの行き先が解らないから、とても不安になるのです。
予期せぬ事が起こっても、自分でそれを受け入れられる強さがないのです。
情けないですが・・・。