身勝手な女。
今日も早朝からきなこのお散歩で1日がスタートしました。
半袖では寒いくらいの陽気です。
涼しいなぁ。
ずっと、頑なに毛嫌いしていた「LINE」に手を出す事にしました。
月イチバイトの同僚達は、わたしの職歴を知らないのでLINEをやっていないという事で勝手にパソコンやスマホ等が扱えないオバハンと思われている節がある(笑)
LINEをやっていないと言うと必ず、「簡単だから誰でも出来るよ。」的な事を言われるんだけど、そういう次元じゃないから!!!
スマホが市場に出てすぐにスマホデビューしているし、LINEが市場に出た頃の事もよく知っている。
周りはすぐに飛びついていたけれど、わたしは全く必要性を感じなくセキュリティ面も信頼していなくて、頑固なまでに頑なにLINEはやらなかったのよね。
グループとか、大して親しくもない人とも繋がらなければならない状況になったりとメンドーだし、「繋がりたい人と繋がりたい時だけ繋がりたい」わたしにはLINEは無用だったのです。
し・か・し
ここへ来て、心境の変化が起きたのです。
長年勤めた会社を退職してからと言うもの、自分から人を遠ざけていた所があって今ではメールしてくれる友人もいなくなりました。
年賀状も断捨離しようと数年試みていて、とにかく人付き合いが希薄になってしまいました。
心身共に弱っている現在、自分の孤独さに悲しくなる事が多くなりました。
人は人生のいろんな場面で「選択」という事をしながら生きていかねばなりません。
ひとりで、その「選択」を決断する時に物凄く寂しくなってしまいます。
決めるのは自分でも、その過程を一緒に見守ってくれる人、何の意見など求めないけれど、情報を共有してくれる人、そんな人がいてくれたらなぁ~と思います。
振り返ってみると、進行癌を患った時も同じような感情でしたね。
孤独でした、本当に。
でも、あの頃は若かったし、周りに支えてくれる友人が沢山いて、いっぱい弱音を吐いて悩みを打ち明けて・・、友人達は嫌な顔ひとつせず、黙って話を聞いてくれました。
あの頃は、頻繁に食事会とか飲み会とか催していたけれど、そんな皆が楽しむ場でさえ、わたしときたら自分の話ばかりしていて「ロズエルの独壇場」と化していました。
今思うと、友人達には、ほんと申し訳なかったです。
でも、そんな友人達にわたしは救われましたね。
「孤独になった時だけ近づいてくる人」という、身勝手な女になろうと思います。
自分から遠ざけておいて、辛い時だけ連絡してきて・・と思われるかも知れないけれどこれから先の老後、やはり気軽に連絡出来る友人がいるのといないのとでは、生活の質が全く違うと思うのです。
自分の弱さをさらけ出して、昔のような友人関係を築けて行けたらなぁ・・と今は思っています。