ガード下の人。
今朝の1枚。
街灯シリーズぅ。
なかなか面白いカタチです。
今日は朝から曇天。
寒いなぁ~。
1日こんな感じみたいなので、やる気が出ません。
なぁ~んて書いていたら、ちょびっと日が差してきました。
さて、
年末になると? ガード下に人が寝ています。
いわゆる、ホームレスです。
夏にも時々見かけますけど、夏はすぐにいなくなります。
この人、朝の6時前にはたくさんのコンビニの袋に身の回りの必需品を詰めてガード下にまとめてどこかへ姿を消してしまいます。
日中、ここを通っても姿は見えません。
コンビニ袋の中身が気になってしまう(笑)。
必需品ってどんなんだろう?
ボロボロのビニール傘も刺さっています。
普通に見ると、ゴミ置き場にゴミが捨ててある風景なのですが、ここはゴミ収集場所ではないし、わたしは彼の存在を知っているので。。
誰かがゴミだと思って、廃棄してしまったらばこの人はどうなっちゃうのかなぁ~とか、ここを通る度に思ってしまいます。
今は全く見かけませんが、わたしが幼い頃は「おこんじきさん」がけっこういましたね。
ゴザに座って前に空き缶や瓶などを置いて施しを受けて生活をしている人が。
そうそう、全く意味は違うけど、托鉢僧もよくチャリーンって鳴らしながら家に来てました。
今は見かけないですねぇ。
幼い頃、このおこんじきさんを気の毒に思い、貯めていたお小遣いを渡そうとしたら母から止められました。
「ああいう人は実はお金持ってるんだよ。」って。
母も幼い頃に気の毒に思いお小遣いをあげたんですって。
母親は貧しい田舎の出の人で、8人兄妹の長女に生まれました。
早くに母を亡くして、兄妹の世話をしてきたんです。
不憫に思い、なけなしのお小遣いをあげたそうなのですが、背中に一番下の弟を背負って畑仕事から帰る道すがら、そのおこんじきさんが大量のお札を数えているのを見掛けたんですって。
母はその現場を目撃して、相当なショックを受けたそうです。
そりゃ、ショックですよね~。
自分ちよりも大金持ってるんだから(笑)。
今朝のNHKのニュースでもコロナ渦で職も家も失い、路上生活になってしまった20代のことを放送していました。
食事は炊き出しの1食だけだと。
都会では炊き出しなどがありますが、こんな田舎ではそんなの誰もやらないし。
いろんな事情があるのだろうけれど、このガード下の人は冬を越せるのだろうか。。
行政に頼る気がないのか、はたまたその術を知らないのか。。
ホームレスになって住所を無くしてしまうと生活保護の申請が出来ない・・と何かで見たような気がします。
住むところが無くなっちゃうと、もうアウトなのでしょうかね。。
朝からそんな事を考えたり、母の話を思い出したりしながら歩いたのでした。