修理すればまだ履ける。

2019年1月1日

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寒い時期、パンプスは足の甲が寒いのでブーツやローファー系の靴を履く。

3足の靴をクローゼットから出した。

これからの季節この3足の靴を取っ替え引っ替え履くのだ。

数日前、仕事中にふと自分の足元を見ると黒い塊が落っこちている。

「なんだこれ?」と拾ってみると、なんと自分の履いている靴のかかとのゴムだった。

少々すり減っているとは思っていたが、ゴム事体が劣化してかかとごと全部割れて取れてしまった。

そして次の日、今度はブーツを履いて会社へ。

そしたらまた履いたその日に、同じ様にかかとが取れてしまった。

何故か2足とも左足なのだ。。

なかじゃこりゃ状態。

2足とも、何度かかかとがすり減って修理したモノなのだが、最後に修理に出して結構な月日が経っていると思われる。

きっとゴムが劣化してしまったのね。。

結局、1足しか履ける靴が無くなってしまった。

残業続きの日が続いているが仕方がないので、会社帰りにリペアショップに寄ることにした。

買おうと思えば安くて機能的な靴はいくらでもあるが、私はシンプルで質の良いモノを長く使うタイプの人間である。

これらの靴も非常に愛着があり、まだまだ手入れして履きたい。

ショッピングセンターの中にあるリペアショップに2足の靴を修理に出した。

ブーツはかかとを8mmほど削らなければダメだと言われた。

修理は出来るが、バランスが悪くなり歩きづらくなる可能性が高いと言われたが修理をお願いした。

あと、ソールの横の部分が剥がれてきているので、接着した方が良いと言われた。

わたしはレザークラフトで靴作りにも使用する最強の接着剤を使っているので、これは自分で接着すれば良いと思い、かかとの修理だけにした。

待つこと2時間以上 ・・・ 。

おじさんがひとりで切り盛りしているお店で、最初は「19時半」と言われたのが、「20時」になり、結局 更に待たされて21時近くになってしまった。

「1日に何人くらいの依頼があるんですか?」と聞いたら、

「土日は多くて60人から70人くらい」だと。

すっごーい!まぁ、繁忙期ではあると思うんだけど、でも60人とか凄すぎる。

かかと修理で1足1500円ちょっと(わたしの場合)。

これは最低料金だと思われるので、この金額×60で計算してみる。。

思わず、「凄いですね!職人技ですね~。」と感嘆の声をあげるとおじさんは恥ずかしそうに、

「わたしは仕事がノロくて時間がかかっちゃって ・・・。」と謙遜していた。

2足とも靴墨をつけピカピカに磨いてくれて見違える程キレイになった。

おまけに、「せっかく、かかとを直しても、ソールの横が剥がれちゃうと残念だから。」と、サービスで接着もしておいたと言うではないか!

おじさん、グッジョブ!!

心配していたブーツの歩きづらさも感じる事は無かった。

店のカウンターに「靴修理職人になりませんか。」と書かれた求人募集を横目に、「私もいつか革製品のリペアでお金を稼いでやるぅぅ。」 と思ったのであった。

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