業務委託派遣。
今の仕事は業務委託派遣というらしい。
これについての説明は派遣会社からは無かったように思う。
いや、簡単な説明があったのかも知れないけれど自分が理解していなかったのかも知れない。
しかし、既に辞めてしまった同期の彼女も知らなかった。
普通の派遣だと思っていた。
通常の派遣だと派遣先企業の担当者から仕事の指示があるワケだが、今の職場は同じ派遣会社から派遣されている派遣リーダーから指示をもらっている。
このブログでは古株と書いているけど。
初めてこういう形態の仕事に就いて、正直戸惑っている。
仕事の全てを派遣リーダーが取り仕切っていて、この人のさじ加減ひとつで仕事の量も決められしまう。
最初に感じたのが、仕事の処理量の違いだった。
辞めてしまった同期のコと自分に処理依頼された書類の数が相当違っていた。
彼女の方が圧倒的に少なかった。
入力スピードとかそういったモノも考慮しての事かもしれないけれど。。
少しだけ周りが見える様になってきて思うんだけど、「しんどい仕事(間違うと大変な書類)」は人に振って、ご自分は楽な処理の仕事ばかりしている?
1日の仕事が終了すると、処理した数千枚の書類を保管しに最上階まで運ばなければならない。
かなり重いので大変なのだが、ご自分と仏頂さんが運んでいるのをまだ見ていない。
この間など、私は2往復させられた。
エレベーターは使用せずに何故か階段を使わなければならない暗黙のルールがあり、(それも駆け足)戻ってくる時間も監視されている。
ぜぇぜぇしながら戻ると間髪入れずに次の雑用を仰せつかる。
人使いの荒さと、人を見下してコキ使う有様がなんとも悲しくなる。
「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるので、こんなものかと思うようにしている。
派遣リーダーのゴミ箱のゴミを捨てたり、彼女の出した印字ミスの紙のシュレッダーをかけさせられたりと、私は彼女の小間使いかと思うがね。。
前職での自分がしていた仕事は今の様な単純作業ではなく、大金を動かし自分の設計である意味、「街づくり」の一旦を担っていた。
しかし、辞めてしまえばただの50代のおばさんである。
50代で新しい環境で、単純作業ではあるが1から覚える事の大変さを今、痛感している。
働き盛りのピークは過ぎて、これからは下降の一途を辿るのだろう。
過去の自分の仕事の実績など封印しなければやってられない。
今を淡々と過ごすしかない。