椿の咲く頃になると思い出す、女教師のこと。
今日もさっぶ。
風が無かったので昨日ほど寒くは感じませんでしたが、これから毎日寒い寒いと言って過ごすのでしょうね~。
明け方、ラジオで悲しい訃報を聞きました。
子供の頃からの聖子ちゃんファンなので、あまり聖子ちゃんに絡めて残酷な事をネット民やマスコミは書かないで欲しいなぁ~って思っています、、、。
ご冥福をお祈りします。。。
さて、
さっぶい中、ウォーキングをしていると家々の生垣に「椿」の花が咲いているのを見かけます。
風がビュービュー吹いて寒いこの時期になると思い出すのです。
中学生の頃、部活で美術部に入っていました。
油絵中心だったのですが、「椿」を描く課題がありました。
当時の美術顧問の先生は女の美術教師で、こいつが言葉遣いが男言葉で感情で動く、、相当嫌な教師でした。
歳は40代前半くらいだったんじゃないかなぁ~?
怖い男みたいな先生で、みんなビクビクしながら授業を受けていました。
とにかくわたしへの当たりが厳しくって、「お前は椿を見ていない、外に出てしっかりスケッチして来いっ。」と、部員の中でひとりだけ、寒空の中外へ出されて部活が終わるまで室内へ入れてもらえない事が何度もありました。
わたしは、小・中学校時代は女性教師のウケが悪くて・・・。
子供らしさがなくって可愛げが無かったんだと思います。
早熟で周りの同い年の子よりも相当大人びていたから。
だからなのか知らないけれど、男性教師からはすごく可愛がられました。
今思うとあの可愛がり方は、ちょっと異常だったかも。
何度かあれ?って思う事があったりして。。詳しくは書かないけど・
んで、
部活じゃなくて、クラスの美術の時間での事です。
もちろん担当はその怖い女教師です。
授業では、木の額縁にデザインを施してそれを彫る作業をしていたのですが、わたしの額縁の木が固くて(ハズレ)なかなか彫れなくて。。
力任せに彫っていたらば、左の人差し指をグッサリやっちまったんですよ。
恐ろしいくらいに出血しましてね。
もうパニックです。
他の生徒達も大騒ぎしちゃって。
でもね、そんな大事になっているのに女教師は無視です。
わたしはどうして良いのかわからずオタオタするばかりで、とにかく出血がすごくてその血を見て皆が騒ぐので急いで美術室に備えられている水道でその血を流したんです。
それでもまだ血が止まらず、ハンカチをギュッと握りしめて呆然としていました。
女教師は大声で生徒達に「黙想っ!!」と怒鳴りました。
相変わらず、わたしを無視していてわたしがどういう行動に出るのか見ている・・そんな感じでしたね。
わたしは指はズキズキ痛むし、とにかく保健室に行こうと「保健室に行ってきます」と言い歩き出しました。
ひとりの男子が黙想を無視して、「おいっ、誰かついて行ってやれよっ。保健係!!」と言ってくれたのですが、みんな女教師が怖くてじーっと黙想したままです。
その声を掛けてくれた男子と他の男子数名が付き添ってくれました。
男の子って優しいですよね~。
保健室で応急処置をしてもらい美術室へ戻ったのですが、まだ全員で黙想してましたわ(笑)。
女教師から「〇〇←(わたしの苗字を呼び捨て)お前、なんで水道で手を洗ったんだ。」と問われ、「血が出ちゃったから・・。」と言ったらね、「水の中へ手を入れるのは自殺者がすることだっ!!。」って怒鳴られました。
だったら、その時に言えよって。
自分は何もしないで、声をかけることさえもしないで。
ひとこと「黙想っ」って怒鳴っただけで。
幸い、傷口を縫うまでには至らなかったのですが、今でもわたしの左人差し指にはその時のキズが残っています。
40年以上昔の話だけど、あの頃の教師ってほんとロクな人間じゃなかったですよ。
椿の花を見ると、、思い出してしまう彫刻刀事件でした。。(笑)
長文失礼しましたっ!