あの時は理解できなかったけど。。
今日は早朝散歩はちょっと寒かったけれど、これから気温はぐんぐん上がって春本番の陽気になるとか。
予報では19℃となっていたから、おそらく20℃を超えると思われます。
暖かいのはありがたいですね。
寒いと何もやる気になれません。
さて、
ずーっと家に引きこもっているので、誰とも話す事がなく・・。
気が付くと、1日に1度も声を発していない。
これは非常やばいですよね~。
思えば、「きなこ」が生きていた頃はあのコに向かっていつもおしゃべりしていたし。
3歳児並みの知能を持ち合わせていたコなので、最低限の意思の疎通も出来ていたと思うし。
そんなきなこも逝ってしまって、今は話し相手がいない・・・。
たまに話すのは母親だけ。
そんな事を考えていたらば、ふと思い出した事があります。
長年勤めた会社を退職してから1年ちょっと務めた、ある組織の事務センター。
長く勤められる職場だったのに、まさかの合併で田舎都市の我が町は切り捨てられてしまいました。。
週3日勤務のパートで入りましたが、ここの職場は年齢層の幅が広く、パートだけでも20代から上は70代くらいの人も働いていました。
休みも取りやすい環境だったので、時給は安かったけれど居心地がよく、更新を断られない限り自分から辞める人は少なかったです。
そんな職場で自分と同じ50代のパートも大勢働いていて、中にはおひとり様の人もけっこういました。
居心地の良い職場だったせいか、人の入れ替わりは激しくなくて、在籍しているパートさんは皆さんベテラン揃いでした。
自分が仲良くしていた同僚が他部署のコで、そのコの先輩パートさんが58歳のおひとり様でした。
わたしは直接その人と会話をした事がないのですが、その仲良くしていたコ(40代のおひとり様)から噂話を聞かされていました。
親が残したマンションにひとりで住んでいる。
自炊は一切せず、家でもペットボトルのお茶を飲んでいて、なのでガス代もかからないと。
仕事帰りにタイムセールになったお弁当や、お惣菜を買って帰る。
お昼に一緒に外でランチをすると、おかわり自由の「ご飯」を「食いだめ」と称して何杯もおかわりし、しかも早食いだからフィニッシュはみんなと同時。
そんな話を聞いていたのですが、中でも興味深かったのが「休みの日は毎朝どこかへモーニングを食べに行くらしいよ。」という内容です。
「え~っ?なんでだろうね?」とそのコに聞いたらば、
「休みの日は誰とも口を聞くことがないから、外でご飯を食べるんだって。そーすれば店員さんと話す機会があるんだって。」と。。
話すって・・オーダーを言うだけじゃん・
ふたりして、「なに、それ~っ、ウケるぅぅ~っ。」なんて笑ってましたね。
今なら、その方の気持ちがちょっとわかるような気がするわたしです。。