「身だしなみ」への配慮は衰えない
昨日、母の病院へ行くとベッドがもぬけの殻。
リハビリはだいたい14時過ぎ・・と聞いていたので、毎日13時の面会開始時間に合わせて来ています。
しばらく病室で待っていましたが、戻って来ないのでナースステーションで聞いてみようと。
日曜日なのでスタッフが少なく、誰もいらっしゃらない。
しばらく待っていたら一人の看護師さんが戻ってきたので聞いてみると、やはりリハビリに行っていると。
ここは面会時間に厳しく、20分以内となっています。
それも1日に1回だけ。
母に頼まれた荷物と他にも確認したい事があったので、どうしようかな~と。
リハビリは14時くらいに終わるといいます。
わたしがどうしようか・・と困っていたらば、「リハビリ室が1階にあるので、見学が許可されるかも知れないので行ってみたらどうですか?」と。
ならばと1階のリハビリ室へ初めて足を踏み入れました。
かなり広い。
そこには多くの患者さん・・老若男女がリハビリをしていました。
窓から「母はどこかしらん?」と覗いてみると、ベッドに横たわっていました。
若い男性療法士の方が母の踵や膝、脚を伸ばしたり曲げたりを繰り返していました。
「まだ歩く練習はしていないのかなぁ~?」とその様子を見ていると、その後、車椅子に乗って場所を移動。
次は歩行器を使ってひとりで歩いていました。
なんかぁ~、、、涙が出てしまった。
歩行器を使ってヨチヨチ歩きしている母。
でも、歩行器を使えばひとりで歩けるんだと知って、かなりホッとしました。
1時間くらいそんな感じでリハビリをしていて、わたしは母に気付かれない様にコソッと窓から覗いていました。
一度、ナースステーションに戻り、「20分経っちゃったんですけど、まだリハビリ中で・・」と言うと、「20分過ぎてもいいですよ~。」と許可していただきました。
さて、
リハビリは毎日、午前、午後と1時間から1時間半くらい行うそうで。
持参する普段着は動きやすい恰好が良いだろうと、わざわざ、いつも仕事着の下に着ていた長袖のポロシャツを選んで名前シールを貼って置いてあったのですが。。。
他の服にして欲しいと言われちゃったわ(笑)・
確かに、いつも仕事着の下に着ている・・だいぶくたびれたポロシャツ。
入院中だし、おしゃれは必要ないし、少しくらいくたびれていても着慣れた普段着の方がいいと思ったのですが。。
「こんな格好じゃあ、いかんせん恥ずかしいよぅ。」と母。
はぁ?
そんな事言ったら、わたしの恰好はどうよ?
退・転院日にはそれなりの恰好で行きましたが、、、それ以降は冬用の上下ウォーキングウェアですぜ。
白髪染めも出来ず、髪は伸びてうるさいので後ろにひとつに結んで。
自分でも鏡を見るのが恐ろしいです。
まぁ、いくつになっても身だしなみへの配慮を怠らないのは大切な事ですね。
引き籠り生活が長くなり、いつの間にかスッピンで外出する事も平気になって。
すっかりオバサン化して身なりを気にしなくなっちゃったな。
楽なのが一番になっちゃって。。
わたし、ちょっと反省しました。。。