感じ悪い花屋。
きなこの月命日にはささやかながらお花を供えています。
経済的に常時お花を・・と言うワケにはなかなか・・。
いつもスーパーなどで売っている数輪の花を束ねてあるようなのを購入しているのですが、花持ちが悪かったり毎度同じ様な花ばかりで選ぶのに苦労するのです。
NHKの『趣味どきっ!』の水曜日放送の「花と暮らす」を見ていますが、たった3本でも可愛いブーケが作れるのを見て実践してみようと思いました。
毎月「きなこ」を思い浮かべながら、ブーケを作るのって素敵じゃないかなって思って。
んで、
少し前から気になっていた、最寄り駅近くにある小さなお花屋さんを覗いてみました。
昔からあるお花屋さんなのですが、意外に店内にはバケツに入れられた色とりどりのお花が数多く売っていました。
初めて入るお店なので、ちょっと緊張しながら恐る恐る入ってみると、だ~れもいません。
とりあえず、店内にあるお花を物色していると奥から人が出てきました。
年の頃は60代くらいでしょうかね。
ロングのグレーヘアーを束ねた、少々見た目ツンとした感じの女性でした。
「いらっしゃいませ」も何もなく、ぬっと奥の部屋から出てきたので、何となく気まずい感じで何のお花を購入しようかしらと選んでいると、別のお客さんがひとり、またひとりと入ってきました。
わたしって、昔からよく人から言われるのですが「招き猫体質」みたいでして、お客さんが一人も入っていない所に自分が入ると、次々と別のお客さんが入るという(笑)。
自分でも招き体質だなと思うのですが、この時も次々とお客さんが入ってきたのです。
皆さん、近所の常連さんみたいで店主とは顔なじみで、「お供えのお花?」と和やかに接客されているんですよね。
「あの花はどう?」とか言いながら・・・。
わたしもお花の用途を話してオススメのお花とか小さなブーケにしたい・・的な事を話したかったのですが・・・。
後から入った別のお客さんを接客されているので、そのお客さんが終わるのを待っていたのですが、口を挟む間もなく、その次に来た別の常連さんの接客に移ってしまいました。
「しゃーない、最後まで待つか・・。」と、放置状態で待っていると別のお客さんが「あの方を先にしてあげて。」と店主に言ったんですよ。
ずっと待っているのを気に掛けて下さって。
そしたらさぁ~、「決まったら言って下さい。」って感じ悪い言い方なのよ。
う~ん、一見さんお断りの店かっ(笑)
選んでもらうのは諦めて、「買うお花は決まりました!」って即答したのですが無視ですよ、むしぃぃぃ~っ!
そしてこちらには見向きもせずに、その常連さんの接客です。
わたしとしても、「3~4本しか買わないし、常連さんは大切ですからね、いいですよ待ってますよ。」と心の中でつぶやいて終わるのを待っていました。
なんですが、
先ほど、「先に・・」と言って下さった常連さんが、わたしの事が気になって仕方がないみたいで「あのお客さんずっと待ってるみたいだから、先にしてあげて。」と何度も店主に言うのですよね。
「大丈夫ですよ、お気になさらず。」と愛想よく顔では微笑みましたが腹の中は、何ともモヤモヤとした嫌な気持ちです。
まぁ、そんな感じで初めて入ったお花屋さんはとても感じが悪いお店でしたわ・
勝手にお花屋さんって、お花を売っているのだから店員さんも満面笑顔の接客ってイメージを持っていたので、ちょっとショックでしたね。
たまたまこの店が・・だと思うのですけど。
お供えしたお花を見るたびに、感じ悪い接客を思い出して嫌な気分になってしまいます。
せっかく「きなこ」の事を思って選んだお花で作ったブーケなのになぁ。。
もう、あのお店には二度と行きたくないです。