育ちの良さはにじみ出る。

2019年3月28日

先ほどオイシックスのお試しセットをポチリました。
届くのが楽しみですね。

昨日、仙人叔母さんが来た時に結構なお値段がする呈茶券を３枚いただいた。
毎年いただく。

色々な流派が一同に会したお茶会で、呈茶券１枚に３席分の無料券がついているのです。

 

京都の老舗の和菓子や有名どころの春の和菓子が食べられるとあって、以前は恥を忍んで（無作法）お茶よりもお菓子目当てで行っていたのですが、誘って一緒に行くような友人もいなくなってしまった・・。

会場ではお着物で来ている人が多く、いかにもその筋の人達の中でわたしの様な無作法モノは緊張してしまうのです。
敷居が高すぎてね。

なので、兄、義姉、甥っ子ちゃんにと呈茶券を横流しする事にしました。
この人達はああいった場所が大好きなので(笑)

そうそう、以前このお茶会に行った時にセレブチックな母親と一緒に、幼稚園児くらいの女の子２人を見かけました。

「ひょえ～っ！！、こんな幼児がお作法を知っているなんて。」と驚きました。
しっかりと正座し、まだ幼い子供なのに落ち着き払って座っている姿・・・何とも育ちの良さを感じました。

 

恐らく、家元のお孫さんなんでしょうねぇ。
こんなに幼い頃から茶道に接していれば、立ち居振る舞いも美しくなりますね。
茶道のみならず、華道もセットでついていそうですね。

育ちのいい人は、食事の仕方など日常的な動作がいつでも美しいですね～。
そして、とても余裕がある。おっとりしていて・・。

わたしのように、ひゃ～ひゃ～焦ったりしません(笑)
そして、言葉遣いも綺麗。
「ヤバイ」なんて言葉が口から出る事はないでしょう。

わたしが子供の頃、両親はいろんな習い事をわたしに押し付けようとしました。

幼稚園の時、やりたくもないピアノを習わされ、←これは母が自分が出来なかったからとわたしに託した。

嫌々なので練習も全くせず、上達もしなくて８年ほど続けましたが辞めました。
辞めた時の母親の寂しそうな顔を今でも覚えています。

ピアノを辞めたその後、両親が今度は日本舞踊を習わせたいと相談しているのを聞いてゲンナリしました。
「名取にする」とか、なにそれって感じでした。

結局、嫌だ！！と断固拒否しました。
中学にあがると英会話教室にも行かされたけど、行く振りをして繁華街で遊んでましたね。
先生から「来ていない」と自宅に連絡が入り、こっぴどく叱られました。

 

そもそも自分が好きで習っていたのではないので結局長続きしないのですよ。
なので、わたしは「何をやっても長続きしない子。」というレッテルを貼られました。

事ある毎に、「ロズエルは何をやっても続かないからダメ。」と言われましたね。
それは違うんですよ。
好きな事、自分がやりたい事は長続きするのです。
あの頃の親に言ってやりたいわ・

でもね～、今だから思うのです。
あの時、日本舞踊を習っていたら・・ピアノを続けていたら・・・日常英会話を身に付けていたら今頃は・・ってね。
そういった環境を与えようとしてくれたのに。。
なんて勿体ない事をしたのだろうと。

日本舞踊など幼い頃から稽古していたらば、立ち居振る舞いが嫌でも美しくなっちゃうよん。
育ちの良さがにじみ出る大人になっていたかも？？

まぁ、性格がコレだから無理ですね。
「育ちの良さ」は外見だけでなく、内面からにじみでる美しい所作ですからね・