ビワの木の思い出

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20240512の素材

 

朝のウォーキングの前にスーパーへ買い出し。
そろそろリンゴからキウイに移行する時期ですが、ゴールドキウイが98円で売っていました。
追熟するので・・固めなものを選んで大人買いしました。

買い物に時間を取られ、ウォーキングに出掛ける時間が遅くなりました。
最近、歩いていると気になるのが色付いた実がたわわに重そうにしているビワの木です。

途中、ウォーキングのコースで小学校を通るのですが、、わざわざ植えたのか、生徒が給食で食べたビワの種を放ったのが自然に生えたのか・・変な所に植わっているのですよ。
手を伸ばせば届く位置に実が成っていて、通行人が取って食べたのか、道端には剥いた皮と種が散らばっていましたわ(汗)。

実は実家の敷地にもビワの木があるのです。
これは兄が子供の頃に2階の窓からビワの種をぷっっ!と吹き飛ばしていたのが自然に生えてしまったもの。

わたしの父親は若くして亡くなったのですが、その時に遠方から来た父方の親戚の叔母さん達に「庭にビワの木を植えちゃいけない。」と散々言われて、母親が責められていたのを覚えています。

昔から庭にビワの木を植えると病人が出るとか縁起が悪いとか・・そんな迷信めいた事が言われていたみたいですね。
今でも言われているのかしら?

それ以来、わたしはビワの木が敷地内に植わっているお宅を見る度に、あの時、、父が亡くなったばかりで憔悴しきっているさなか、攻めるように母を攻撃していた親戚のおば達の意地悪な顔を思い出すのでした。

父が亡くなって、親戚連中からビワの木を切れと言われて切ったのですが、それから十数年以上経った頃に木の根元の脇からまた芽が出てきちゃって、、あはは~、実家の敷地にはまたビワの木が復活しています。

そして美味しそうに色付いた実が成っていますよ。
もう少し色付いたらお裾分けしてもらおうと思います。
ビワって今じゃ高級フルーツですからねぇ。

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