実は出会いを求めている。
ラジオの深夜便でトシちゃんの「さらば・・夏」が流れていて、久々に聞いたけれどいい歌ですよね~。
でもぉ歌唱力がぁ・・。(笑)
まだまだ日中は蒸し暑いけれど朝晩の秋めいた風に吹かれると、やっぱり物悲しい気持ちになります。
寂しいですね。
モフモフとした暖かい手触りが恋しくなってしまいます。
「きなこ」が虹の橋に渡って、もう二度とペットは飼うことはないだろうと思いました。
特にワンコはもう飼えないなと。
でもね、もしも、これは!という出会いがあれば、、また飼ってみたいと思う気持ちもある。
そうなのです。
出会いを求めているのは人間ではなくて猫ちゃん。
釣りタイトルになってしまいましたかね?(笑)・
イヒヒ。
今でも忘れられない子猫との出会いがあります。
もう何十年も昔の話。
当時、東京都目黒区にある祐天寺に住んでいた事があるのですが、雨の日に買い物へ出たらばマンションの駐車場から「みーみー」と子猫の鳴き声がしたのです。
車の下を覗き込むと、小っちゃい子猫がうずくまって鳴いていました。
わたしの姿を見つけると、必死にヨチヨチ歩きでわたしの足元へ来るではないですか。
かなり人馴れしているコでした。
その必死そうな姿を見たらすごく不憫に思えて、思わずそのコを抱き上げてしまいました。
でも・・・。
わたしの住んでいるマンションはペット不可でした。
当時では珍しく、、今で言うコンシェルジェが常駐しているマンションなのでフロントでバレてしまうでしょうし、鳴き声でバレてしまう。
一旦保護するにも、部屋の中へ入れる事が出来ませんでした。
可哀そうだけれど、元の車の下へ戻したのでした。
買い物を終えて再度車の下を見た時には、もう子猫はいませんでした。
周りを探してみましたが、鳴き声もしなかった。
「きっと、誰かに保護されたんだ。」と思う様にしたのですが、今でも時々、あの時の事を思い出すのです。
必死にわたしにしがみついていた子猫。
いったん抱きかかえたにも拘わらず、無残にもまた元の場所へ戻したこと。
35年以上経った今でも思い出すと懺悔の気持ちで胸がチクりとするのです。
あの時のような運命の出会いがこの先ないだろうかと。。