腕時計の電池交換 | 腰が低すぎる店主
今日咲いていたシェエラザード。
ニコルが優しい表情で咲いていました。
先日、お出掛けしようと腕時計を手にすると電池が切れていました。
スマホがあれば時間は解るのですが、わたしは腕時計がないとダメな人なんですよね~。
腕時計は3つ。
他の腕時計を・・・、あれれ、全ての腕時計が止まっていました。
左からTISSOT(ティソ)、Hermès(エルメス)のプロフィール、雑誌の付録のスヌーピーになります。
TISSOTは37年前にイギリスで自分で購入したもの。
エルメスも30年以上昔のもので、母親からのプレゼントです。
プロフィールは今は生産されていません。
スヌーピーは雑誌の付録で、わたしのブログを昔から読んで下さっている方なら見覚えがあるのではないかしらん?
参考記事 : スヌーピー好きが高じて。。
スヌーピーのバンドが気に入らなくて、自分で革で作ったんですよね。
参考記事 : スヌーピー時計のその後。
明日はお出掛けをするので、電池交換に時計屋さんへ行ってきました。
商店街にある小さな時計屋さんです。
ここで毎回電池交換をしてもらっています。
懐がさみしいので、今回はエルメスだけ。
電池交換は1200円でした。
電池交換をしてもらっている時に、しょぼくれたおじいさんが店の中へ入ってきました。
なんだか身なりが・・・。
マスクをしているのですが顎マスクです。
店主が「いらっしゃいませ。」と声を掛けると、いきなり「タクシー呼んで!」と。
なんじゃ、このじいさんは・・。
わたしが訝し気に見ていると、店主はにこやかに「タクシーですね、今電話しますから座って待ってて下さいね。」と言ってタクシー会社に電話し始めました。
このじいさん、この店で買い物をしたワケじゃないんですよ。
ただの通りすがりの人。
見た目、ヨレヨレ。
電話を掛け終わると、そのおじいさんは「これ電話代」と言って10円を差し出しました。
店主は「いいですよ、いいですよ。」と最初は受け取らなかったのですが、最終的に10円を受け取りました。
そして恐縮しながら、「なんだか返って悪かったですねー。すみません。」って謝るんですよぉーーーーーっ!
いやいや、悪くないって(笑)。
そのおじいさんは外でタクシーを待とうとしていたのですが、「暑いから中で座ってて下さい」とイスを勧めて最初から最後まで腰が低いと言うか何と言うか、優しさに満ち溢れていてね。
「なんなんだ、このじぃさんは・」と訝しく思った自分を反省しました。
そうね、携帯電話を持っていなかったのかもしれないし、タクシー会社の電話番号も解らないから商店街の開いているお店に入ってお願いしたのね。
いきなり店に入ってきて、「タクシー呼んで。」って場面に初めて遭遇したんでびっくりしましたが。。
意外にこういう人(タクシー呼んで人)っているのかも知れませんね。