これからの事はまだ考えられない。

2019年1月1日

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犬ブログではないので、毎回きなこの事ばかりになってしまうのも ・・・ とは思うのだが。

今は きなこの事しかないので仕方がない。

やっと先週の金曜日に派遣の仕事が終わって、延長も断った。

日中はきなこから目が離せないので、病院へ半日入院させている。

その間に脳疾患の発作が出ない様にする点滴の処置をしていただいている。

金曜日、きなこを迎えに行くと、一目見て調子が悪いのがわかった。
普通にしているのだが、わたしにはわかる。

会計をしていると、看護士の女性が「きなこちゃんは本当に大人しいですね。」と。

「ん?」とその言葉に引っかかったが、愛想笑いをして会計を済ませ車に乗り込んだ。

車に乗るとすぐに きなこが吐き始めた。
運転中なのでどうする事も出来ず、とりあえず 急いで家に帰ろうと車を走らせたのだった。

病院から家までは約25分。
家に付くとトイレに行く間もなく大量のおしっことウンチをあちこちにし出した。

そしてまた吐き出して病院で15:00に出されたフードを4回吐いてしまった。

調子が悪くフセの状態で動かない。

急いで、病院へ 「帰る車の中で吐き出して、今も吐いて苦しそうにしている。」と伝えると無情にも「すぐ病院へ連れてきて。」と言われた。

「ずっと病院にいたのに、こんなに調子が悪かったのにお前らは気が付かなかったのか!!!」

「何が大人しいですねだ!!!」と、ただただ怒りしかなく、病院へ対する不信感が一気に上がってしまった。

きなこはずっと我慢していたのだ。
ケージの中でおしっこやウンチをしちゃいけないと。
吐き気で気持ち悪くてもじっと。。

「今帰ってきたばかりでこんな苦しそうな状態でまたトンボ帰りするのか。」と憤慨したが、仕方がない。

急いで病院へ着くと、お盆休み前でまだかなりの人達が待合で待っていた。

ぐったりしたきなこを抱きながら、かなりの時間待たされ、またきなこが吐き出した。
急いで持っていたタオルを口元へ寄せ吐いたフードを包んだ。

受付の女性へ「また吐いてしまったんですけど。」と伝えると奥から看護士の女性が来て「先生に見てもらいますね。」とタオルごと持って行った。

診察では腹部のエコーと胃腸薬の点滴、吐き気止めの注射をした。

普段、注射をする時など痛いと泣く事がないきなこが「ギャーン」と泣いていた。

わたしの胸は張り裂けそうだった。

脳発作が出てからのここ数日間、強い点滴を毎日して体に負担がかかっているのに、自分の都合で病院に預けて
きなこにどれだけのストレスを与えていたのだろうかと。

全て わたしが悪いのだ。
病院の方達は一生懸命見てくれているのに、心の中で悪態をついてしまった。情けない ・・。

先ほど日帰り入院その他で会計を済ませたばかりなのに、2度目の会計。 あぁ 無常 ・・・。

帰宅後はぐったりとして、しばらくすると昏睡状態に陥ってしまった。

「あぁ、もうダメだな。 明日の朝までもたないかも・・。」

ひとりでその時と向き合う勇気がどうしても無くって、実家の母親に電話してしまった。

母が仕事を終え、22:00頃に来てくれた。

母も「もうダメだね ・・。」といいながら、泣き出してしまった。

きなこの口元から「ヒューヒュー」と小さな声が漏れている。
濡れて光っていた鼻も、今はカビカビに乾燥して体も熱を持って熱い。

時折、ハッと我に返って私達を見るのだが、また昏睡状態になってしまう。
水も飲まない。

そんな状態だったのだが、夜中の3時を過ぎた頃からよろよろと立ち上がってトイレへ行くきなこ。

トイレシートを見ると、血尿が出ている。

「あぁ、やっぱりダメだな。」と絶望感でいっぱいになった。

その後も自分で立ち上がってヨタヨタと歩き、水を飲んではトイレへ。 かなりの血尿。

明け方になってウンチをしたが、真っ黒な大量のタール便の血便が出た。
シートには便からのドス黒い血がべったりと付いていた。

母と葬儀社の事とか、個別葬儀にするか合同葬儀にするかと現実的な話をしていたのだが、いつの間にか二人ともうたた寝をしてしまった。

目が覚めるときなこの容態はかなり良くなっていて、おしっこも透明になっていた。

朝一で病院へ来るように言われていたが、まだ体力的に無理そうなので、午後15:00頃に診察してもらった。

これからの 治療方針を相談する。

昨日、母とも相談したのだが、「これからは積極的な治療はせず自然に任せたい。強い発作の薬はもう辞めたい。発作が起きてそのまま逝ってしまっても、麻痺が残って寝たきりになっても構わない。 もうそう長く一緒には居られないと思うので、出来るだ体に負担がかからない治療をして欲しい。」と伝えた。

正直、先生も半ば匙を投げた様で「これだけいろんな問題が出てきちゃうとね ・・。なかなか難しいね。」と。

先生からは「最低限の治療だけはさせて欲しい。」

「極々微量のステロイドを短期間だけさせて欲しい。」と言われた。

短期間だけならと了承。

これから毎日また病院通いだ。
しかもこれからお盆休みで特別診療になってしまうので治療代も跳ね上がる。

正直、これからの事をどうすれば良いのか全く考えられない。
今の状態で働く事は出来ない。

働くとして、日中はペットシッターにお願いしようか?
しかし 緊急事態になった時はシッターさんでは対処できないだろう。

いや、それ以前にこの田舎町にペットシッターなんているのだろうか?

結局の所、老後の資金にと貯めた貯蓄を切り崩して今、使うしかないんだろうな。。

人の介護なら施設やヘルパーさんなど助けてもらえるけれど、動物の介護って ・・。 どーにも出来ないのかな。

これからどうしたらいいんだろうか。。

◇◆ かなりの長文になってしまった。 お付き合いいただき、有難うございます。 ◆◇

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