食卓に思いを馳せる。
最近、胃が痛む。
普段は胃が気持ち悪くなる事はあっても滅多に痛くならないので、恐らく職場での神経の使い過ぎであろう。
そんなワケで昨日も満足に食事をとれなかった。
無性に和食が食べたくなった。
私の調理は基本、「切る」「焼く」。
素材の味を楽しむのダ ← ただの面倒臭がり
今日の昼食。
厚揚げの焼いたの、レタス、大根の千切りなめ茸のせ、焼き鮭、トマト、豆腐とワカメの味噌汁、いちご
ちなみに、ご飯茶碗、味噌汁椀、いちごの器以外は全て叔母が焼いた器だ。
特に日本茶が大好きでガブ飲みする私は、この素朴でぼってりと大きな湯のみは気に入っている。
私はこの叔母が大好きで、料理から洗濯、針仕事等 ・・・ 叔母から全て教わった。
母親から教わった事はひとつも無いかもしれない(笑)
叔母もおひとりさま人生で１度も結婚していない。
リタイア後は街中から車で４０分程の田舎に畑仕事が出来る広さのある庭付き ・ 相当な築年数の平屋を購入して住んでいる。
若い頃からシンプルな生活を実践している人で、登山を趣味にしていた事もあって家電に頼らない生活をしていた。
さすがに今は、炊飯器でご飯を炊いているけどね。
たったひとりで登山に出掛け、山奥でひとりテント泊。
熊に襲われるかもという恐怖の中、１日中ラジオをつけていたとか、多数のヒルが登山靴を登って脚にへばり付き吸血された話を聞いて、「なぜ、そんな怖い思いをしてまで、１人で行くの？」と聞いた事がある。
「自分への挑戦」 ・・・ みたいな返事だったと思う。
そして「山で何があっても這ってでも帰る」 ・・・とも言っていたなぁ。
今は職業であった洋裁の仕事を時々しながら（お直しとかリメイク）、趣味の陶芸や野菜作りをしてスローライフを送っている。
自分もそんなおひとりさま老後を迎えたいが、もっともっと精神的に自立しないとダメだなと思う。
・・・・
結局、お昼ご飯は完食出来ず。 おかず、ご飯とも半分残した。
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