光る君へ最終回と寂寥感
起床時、いつものようにつけっぱなしのラジオから深夜便を聞いていると『もっと光る君へ』のコーナーが流れてきました。
吉高さんと柄本さんが。
そうか、今夜が最終回なのよね・・・。
ほんと、名残惜しいです。
一気に「ああ、今年も本当に終わっちゃうんだなぁ~」と言う気持ちが溢れ出ました。
最後の最後に母がこんな事になってしまって。。
光る君へが終わっちゃうし、諸々の事を考えていたらば・・寂寥感に襲われてしまいました。
世間ではクリスマス、大晦日、元旦と楽しいイベントが盛りだくさんですが、、
こちらは何とも寂しい年末年始になってしまいましたわ。
来年は年女。
還暦だぁ~。
母の回復次第ですが、怒涛の1年になりそうな予感しかしませんね。
さて、
母の病室は4人部屋なのですが、他の3名は認知症がかなり進んでいる方達みたいです。
昨日面会に行くと、母からコソッと「昨晩は隣の方が大暴れ、大騒ぎして大変だったのよ。」と。
わたしが母とおしゃべりしていると、車椅子で近寄ってきて・・とりとめのない話をされるんですよ。
母よりも少し年下な感じのお肌がツルツルして色白なおばあさんです。
とても昼間はご機嫌そうに話していたのに、、、夜になって不穏状態になっちゃったみたいです。
同室の他のお二人は、ずっと寝ています。
看護師さんが大声で「〇〇さぁ~んっ」と話し掛けていて、あんな大声を出しながらしゃべるのってそれだけで体力を消耗するだろうなと。
夜勤は看護師さん?介護スタッフの方?のワンオペ介護だそうです。
ここでは日中は普段着で過ごし、夜間は病衣(病院から貸与)に着替えると聞いていたのですが、実際は着替えを手伝ってもらえず、皆さん普段着のまま就寝しているとのこと。
転院した日に母が着替えを手伝って欲しいと頼んだら、「夜間はわたしひとりだけなんで・・みなさんそのまま就寝しています。」と言われたみたいです。
上着は自分で着れるのですが、ズボンの着脱がひとりではまだ無理なんですよね。
手術した病院もそうでしたが、高齢者専用の病室なのでしょう。
ほとんどの方が認知症を患っているっぽいです。
「不穏」な状態だったり「せん妄」とか、おひとりで対処しなければならない。
昨晩も相当大変そうだったと母が言ってました。
昨日は認知症のテストを受けたらしく、「満点だったよ」と母。
前の日に持参した文庫本は残りあと数ページという所まで読み進んでいました。
「すごい、もうこんなに読んじゃったの?」と聞くと、「だってやることないんだもん。」と。
昨日ブックオフのオンラインでポチった文庫本が早く届いて欲しいです。
『犬のちから上下巻(ドン・ウィンズロウ)』を明日持ってきてね~と頼まれました。
今まで母親がどんな本を読んでいるのか全く知りませんでした。
この本もネットで検索してみたらば・・やはりなかなかハードな内容ですな(笑)・
手術後の痛みが取れず、昨晩はまた熱が出たみたいです。
「この痛みさえ無くなればなぁ~、だいぶ違うんだけど。」と母。
痛みと痺れがなかなか取れないみたいで、それが心配です。