着物の処分に迷う、価値を調べたり。。

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今日も快晴です。
昨日は恐ろしいくらいの人手だったみたいですね。

いちお、緊急事態宣言中ですよね?
皆さん、感染対策バッチリなのかも知れませんが、小心者のわたしは出歩く勇気がありませんね。

 

さて、

 

過ごしやすい気候になってくると、不思議と片付けスイッチが入ります。
来月から大掃除月間に入るつもりなのですが、不用品の処分をいろいろと考えています。

大量にあった洋服は数年前にかなり処分したので、洋服類は大丈夫。
2階の使用していない洋間にあった粗大ごみも処分済み。

物も増えていないのですが、ずっと気になっている不用品があります。
それは着物です。

母親から譲り受けたモノも含めるとかなりあります。
母はわたしが幼稚園くらいまでは、毎日着物に割烹着・・・サザエさんのおフネさんみたいな感じでした。

以前、ブログにも書きましたがドラマや映画、舞台の裏方の仕事がしたくて飛び込んだ仕事場で上からの命令で「着付け師」になるべく特訓をさせられました。
扱う着物は高価なもので、うっかり手に小さな傷がついているのに気が付かず、血液が付いてしまったら大変な事になってしまうとドキドキしていたのを覚えています。

そんなワケで、着物を触るようになってから着物を集めるのが趣味になりました。
半襟、帯揚げ、帯締めなどなど、、可愛らしいものや美しいものを収集していましたね。

父が他界して仕事を辞めて実家に帰ったのですが、その後、実家の稼業をしばらく手伝っていました。
店舗を増やした時期があり着物を着て接客しなければならず、その際にも着物を大量に購入しました。

これらの着物・・もう、処分しようかと迷っています。
まだこの先着られそうな物は残しておくとしても、派手で着られなくなった物も多くあります。
普段着用の安い着物も沢山あって。。

もう30年以上広げていないかも(汗)。
思い立って、和ダンスを開けるとツンとくる何とも言えない臭い。。

もう、どんな着物があるのかさえも忘れています。

その中で、見つけた名古屋帯がこれ。

如源の帯その1

如源の帯その2

如源の帯その3

 

これは東京で働いていた頃にアンティークで購入した帯です。
明治時代の物と聞いて購入しました。

如源の帯その4

ツルツルとして手触りの良い触り心地です。
んで、カラスの濡れ羽色。
刺繍がとても綺麗です。
刺繍好きのわたし。
捨ててしまおうかと思っていた帯ですが、こんなに綺麗な刺繍だったんだぁ~。

よくよく見て見ると

如源の帯その5

 

如源 金陵 如源鶴素 認明隆泰 撰別 ・・などの文字が。

調べたら、ちょっと面白そうな代物でした。

着物は今は着ないと思っていてもこの先、60代、70代になった時に心境の変化が訪れるかも知れません。
一度、全部出してチェックをしなければならないと思います。

小、中学と来ていた浴衣も「あら、なかなかいい柄ではなかろうか?」と今更ながら感じてしまいます。
これって母親のセンスの良さなんですよね~。
そして良い物を誂えてくれた証拠。
子供の頃の浴衣ですが、今のわたしが着ても充分着られそうですヨ(笑)。

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