目の前で人が倒れたら。。
今日も猛暑日です。
昨日の記事でウォーキングの時間を5時にしようと書いたのに、結局ウダウダしてしまいました。
んで、いつもと同じ時間に歩きました。
7時30分に家を出ましたが、既にジリジリとした太陽が容赦なく照りつけていました。
帽子だけでは照り付ける太陽の暑さにやられてしまうので、日傘で日陰を作ります。
もう、マスクなんて無理ですね。
暑すぎて。。
小一時間ほど汗だくになりながらいつものコースを歩き、通りの角を曲がると自宅のある大通りの遊歩道に出ます。
あとは家まで直線コースです。
自分のいる所から200メールくらい先に目をやると、何やら異様な光景が目に飛び込んできました。
ピンク色の軽自動車が止まっていて、その後ろにバイク。
車に乗っていたと思われる若い女性と男性がしゃがみ込んでいます。
「あれっ?事故ったのかしら?」と周りをよく見てみると、二人がしゃがんでいる遊歩道に年配の男性が倒れていました!
恐らく着ている恰好からしてウォーキングかランニング中に倒れちゃったんだと思います。
この暑さですから。
熱中症じゃないかしら。。
意識は無いように見えました。
若い女性が倒れている男性に声掛けをし、スマホで救急車を呼んでいる所でした。
わたしは一瞬、「どうしようかな?」と立ち止まろうとしたのですが、女性が電話してくれているしバイクの男性も介助していたのでそのままスルーして通り過ぎてしまいました。。
正直、「関わりたくない・・。」と思ってしまいました。
あと数分早くわたしがあの角を曲がっていたらば、わたしが救急車を呼ばなければならなかったと思います。
批判を承知で書いてしまえば、こんな時は見て見ぬふりをして通り過ぎてしまいたい・・と思ってしまいます。
だって救急車を呼んだ経験もないし、なんか・・怖いじゃないですか。
応急処置的な事を指示されちゃったら?
それが失敗しちゃったら?
実際、自分しかいなかったらスルーする事はできないけれど。
ピンク色の軽自動車に乗った若い女性はきっと通勤途中だったと思います。
わたしだったら、そのまま走り去っていたんじゃないだろうか。。
人通りの多い道なので、自分じゃなくても他の誰かがやってくれるだろうと。
このように咄嗟の行動ができる人って凄いなって思います。
しかも車をわざわざ止めて、率先して介助できるなんて。
当然の事をしたまで・・って感じで。
めちゃくちゃ尊敬してしまう。
ウチの自治会では年に3回くらい防災訓練を実施するのですが、その時に必ずAEDの操作方法と救命の手順を練習します。
万が一、そんな場面に出くわしたとしても、わたしには・・できましぇーんよ。
練習でやるのと、実際に倒れている人に使用するのとでは雲泥の差がありますって。
パニくっちゃうし。
その方に何かあったら自分の責任になっちゃうって言うか、自分を責めてしまいそうです。
自治会には看護師として働いている奥さまもいらっしゃるのですが、その方でさえ「看護師のわたしでも躊躇しちゃうよ。」とおっしゃってましたからね~。
救急車を呼んでいたあの若い女性は会社にも遅刻しちゃうし、救急車が来てからもいろいろとやり取りしなくちゃだよね。。
若いのにテキパキと意識を確認したり、電話したりとホント凄いよなぁ~。
わたしだったら119に電話しても、オロオロしてうまく受け答えが出来なかったんじゃないかしら。
自分の不甲斐なさを嫌というほど痛感しました。
帰宅してからも早く救急車が来ないか・・と気が気ではなかったです。
6、7分くらいで救急車のサイレンが聞こえてきました。。
やはり猛暑日のウォーキングは時間帯に注意しないとです。
あの男性がどうかご無事でありますように・・・。