働かないのには才能がいるんだぞ。
しっかし、寒い日が続いていますね。
4月だと言うのに、この寒の戻りは強烈ですな。
相変らずのグータラ生活をしております。
寒さも手伝って、こたつに籠りっぱなしです。
寝転がり、こたつに身体を沈め、こたつ布団を肩口まで覆って窓の外の雲の動きをぼーっと眺めていると、自分が床と一体化してしまったような感覚に陥ります。
やばいわぁ~(笑)
まだ見ていない録画してあったドラマを見ています。
NHK創作テレビドラマ大賞受賞作の「週休4日でお願いします」が良かったです。
仕事を辞めたくても辞められないブラック弁当屋の正社員の青年と、パートで週3日勤務を希望の女子との、じんわり系ラブストーリーです。
ドラマでは、こけしがアイテムとして出てきます。
ざっとあらすじなのですが、
いかにもブラックな弁当屋で正社員として働いている青年。
仕事の要領が悪く、ベテランおばさんパートからも見下されて毎日過剰業務を押し付けられる日々。
辞めたいなと思っていても、無職になる勇気もなく・・。
そんな時、パート面接で同じ年の女性がやってきます。
彼女は「週休4日でお願いします。」と微笑みます。
「週休4日で食べていけるの?」と聞くと「食べるために週休4日にしたんです。」と答えます。
まぁ、そんな感じから始まる二人のラブストーリーなのですが、ラブストーリーと同時に、今の働き方についても考えさせてくれるドラマでした。
彼女は正社員で働いていた時は、毎日残業で、食事をとる時間もない。
コンビニご飯をかっ込んで・・という日々でした。
「食べるために働いているのに、働いていると食べる時間がない・・おかしいですよね。」
このセリフに、以前の自分を思い出しました。
そうだったな~。
長年勤めた会社を辞める時、「貧しくても、よく眠れてご飯が美味しく食べられる・・そんな生活をしたい。」ただそれだけを思って退職したんだったけ。
青年の父親役が遠藤憲一さんなんですけど、仕事を辞めたいと思っている青年に抑えた演技でプレッシャーを与えます。
青年が「お父さんは定年したらどうするの?」と聞くと、また働くと言います。
「のんびりすれば良いのに・・。」と青年が言うと、
本日記事のお題の 「働かないのには才能がいるんだぞ。」と答えるんです。
「働くには才能がいるんだぞの間違いだろっ。」
「お前、何やっている時が好きだ?」
「漫画読んだり、ゲームやったり、テレビ見たり・・。」
「それで何年も過ごせるか?」
「漫画書いている時が幸せだとか、ギター1本あれば時間がいくらでも潰せるとか、そういう奴は特別だ。普通の人は時間をつぶせないんだよ。」
「ひとりで家の中ずーっといてみろ。いい事考えない。自分は何のために生きているんだとか、1日中考えて頭おかしくなるよ。お前には無理だ。」
このやりとり、今の自分に言われているみたいで、グサッときました。
ドラマでは、こけしが出てくるのですけど、今ちょっとしたブーム?なんでしょうかね。
マツコの番組でも紹介してましたよね~。
全くこけしには興味もなく、むしろ嫌いでしたが、意外に可愛らしいものですね。
普通?は一家にひとつくらいはこけしがあるみたいな事を言われていますが、実家にもこけしは無いですね。
伝統こけしが欲しくなりました。 ←値段を見てびっくり!高価なのね~
こけし世界も奥が深そうで、収集するのも楽しいかも・