母が交通事故に遭う。
仕事を終えて家に帰ると母親が交通事故にあったと言うではないか!
ちょうど母が病院から帰ってきた所だった。
私の帰りが遅いので、気を利かせて きなこの散歩を済ませてあげようと散歩に出掛けた際に事故に遭った。
信号が青になり横断歩道を渡ったところ、右折車とぶつかったらしい。
加害車両の運転手は、免許取り立ての若者。
助手席に女の子を乗せておしゃべり中の前方不注意だった。
母はそのまま救急車で病院へ。
頭を打ったり倒れた衝撃もあるのでCTやレントゲン検査した結果、骨にも頭にも異常は無いという結果らしいけど。。。
明日、脳外科へ受診して専門的な検査をする様に言われている。
事故当時、誰にも連絡がつかず犬は救急車へは乗せられないと母親だけ乗せられ、きなこは警察署へ連れて行かれたらしい。
やっと警察の方で兄と連絡がつき「犬の散歩中に交通事故に遭って病院で検査を受けている。犬を警察の方で預かっているので受け取りに来て欲しい」との連絡できなこを引き取りに行ったと。。
とりあえずは大事に至らずホッとしたが、まだ明日の精密検査をするまでは安心出来ない。
交通事故って、数日経ってから色々出てくるみたいだし。
母はきなこのリードを握りしめて離さなかった。
離していたらきなこは轢かれていたと。。
きなこも相当怖かったらしくブルブルと震えていたと後で聞いた。
母は、運転していたのが自分の孫と同じ位の若いコという事もあり、免許取り立てで事故を起こして可哀想だとか相手の事をスゴく気にしている。
100%相手が悪いのだが、自分を責めている感じ。
母も車を運転するので、もし自分が加害者になってしまったら・・ と考えてしまうのだね。
実は2日前に母が真っ青な顔をしてバタンと後ろに倒れる夢を見た。
目が覚めても心臓がバクバクして、あまりのリアルさに何か母親に良からぬ災いが起きるのではないかと心配していた矢先の出来事だった。
本当にひとつ間違えば母もきなこも死んでしまったかもしれない。
6月は父親の死、私の癌の手術、その他にもちょっと言えない悪い事が起きた月で、「やっぱり6月は良くないねー」と、母。
きっとお空にいる父親が守ってくれたんだね。