滝行に涙する。
窓から空を見ると ・・・ 暗雲の中にチラッとだけ明るい青空が覗いていた。
あそこに入りたいなぁーなんて思いながら、写真を撮る。
普段昼間はテレビを見ないのだが、暇過ぎちゃって退屈しのぎにつけてみた。
お昼のワイドショー番組は騒々しいのと、どーでもいいような芸能人ネタばかりで大嫌い。
やっぱ、NHKが落ち着く。
NHK-Eテレ「趣味どきっ! お寺の知恵拝借」とゆー番組の再放送? をやっていた。
益子直美さんが神奈川県の大乗院というお寺で「滝行」に挑戦するというものだった。
途中から見たんだが、
悩みがあったりお願い事があったとしても、滝に入っている時だけはそういうものから解放されて その瞬間だけは無心になる ・・・ みたいな事を住職さんが話されていた。
何より大自然を相手にする「滝行」は呼吸が大切らしく、水の中に入っているのと半分同じ様な状態なので、とにかく腹から声を出して叫び続けろと。
「エイっエイっ」でもナンデもよい。
空気を抜くと、自然と体は空気を取り込むのだと。
そして滝に打たれてる時間だけは生きることだけに必死になれると。
この「生きることだけに必死になれる」との言葉にスイッチが入ってしまったわたくし。
その後益子さんが実際に「滝行」に挑戦。
まずは住職さんがお手本。
この上半身裸になった住職さんのお体 !! すっげー マッチョなんですけど(笑)。
今までの徳のあるお話しが一瞬吹っ飛んだ!
格闘家じゃね? って感じで、思わず「ほぉ~っ」と感嘆の声をもらしてしまったよ。
次は住職に導かれて益子さんが凄い水量の中、一心不乱に叫び続けている。
なんかわたしまで感動しちゃって、涙がボロボロと流れ落ち。。
最後に
「祈願!」
「ボローン!」 ← 仏教言でお願い事が成就するという意味らしい
益子さんも感動して涙してたね。
過去に進行癌で死にかけた時、術後スパゲッティ症候群状態から1本、また1本とチューブが外され、普通に呼吸が出来る事の有り難さに涙し、退院後初めて自宅のお風呂の湯に浸かった時に、心の底から幸せを感じて、「ありがとうございます。ありがとうございます。」と手を合わせて泣いたっけなぁ。
その後の数年間はもうがむしゃらに、ただ生きることに精一杯だった。
そしてその時初めて、自分は今「生きているんだ」という実感を得たんだった。
喉元過ぎれば何とやらで・・・ 。
がむしゃらに何かを成す ・・・ その先にはきっとこの空の様に小さな隙間かもしれないけれど 光り輝く青空がチラッと見えるかもしれないね。
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お昼ご飯。
和風パスタ
夕ご飯。
「寿司食いてー」「うなぎ食いてー」と連呼してたら、母親がめぐんでくれた。
感謝・母と一緒に食す。
うまかった