涙の誕生日。
数日前に誕生日を迎えた。
51歳になった。
50歳になる前は本当にジタバタした。
結果、長年勤めた会社も辞めてしまったワケだが・・。
50代に突入してしまえば、後はひとつ歳を取ろうが、ふたつ歳を取ろうが変わらない感じがしている。
なので誕生日だからって特にどうって事無かったのだが、夕飯時にうどんをすすっていたら急に涙が出てきてしまった。
それは、誰からも お誕生日のメッセージをもらわなかったからかもしれない。
会社に勤めていた時は、同僚、後輩達が誕生日プレゼントを毎年くれた。
他支店に異動になった仲の良かった上司や元同僚からは社内メールや電話で「今日、誕生日じゃん。おめでと。」なんてわざわざ連絡してくれたり。
去年、3月末で退職して50歳の誕生日には同僚が家までプレゼントを届けに来てくれたっけ。
今年は誰からのメッセージも無かった。
スマホのメッセージを何度も確認している自分が悲しかった。
会社を辞めて1年以上が経ち、未だに安定した職に就いていない。
辞めた当初は、よく会社の上司や同僚達と食事に行ったり、飲みに行ったりしていた。
連絡も頻繁に来たし、お誘いもあったのだが、だんだん無職が長くなってくると彼ら(彼女ら)に会う事が辛くなってきてしまった。
そしてお誘いを断り、自分からも連絡を取らなくなってしまった。
無職で恥ずかしい思いや情けなさでいっぱいだった。
疎遠になってしまったな。。
と ・・・ ちょっと感傷的になっていたら、母親が仕事が終わって22時過ぎにひょっこりウチに来た。
義姉さんからと誕生日プレゼントとメッセージカード。
母からは1万円の現金が。 ← 兄、義姉、甥っ子に同じ様に渡しているので私だけ貰わないわけにはいかないので有り難くいただく。
身内からは忘れられていなかったか。
今年は忘れられていると思ったよ。
すっごく淋しかったよ。
いくつになっても誕生日を祝って(気に掛けて)もらえる事は嬉しいと思った。