「今までありがとね」と礼を言いつつ引っぺがす

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数日後にソファーが届きます。
本当ならば先週、搬入予定だったのですが家具屋さんの都合で1週間ズレ込みました。

購入したソファーの記事 : かなりの予算オーバー 

現在のソファーですが、以前にブログにも書いたのですが座面が経年劣化で沈んでしまったんですよねー。

ソファーの解体前

イタリア製の二人掛けのソファー。
これとペアで2階には3~4人掛けのを設置してあります。
このソファーには思入れがあって。。
当時、かなり無理して大枚をはたいて購入したものです。

二人掛けですが、ひとりで片側にばかり座っていたからね(笑)・
きなこの定位置でもありました。

今日はこのソファーに使用されているシュリンクレザーを解体しました。

** シュリンクレザーとは、革の表面を収縮させて独特のシボを出した革のことでっす **

まずは後ろ側から。

ソファーの解体うしろ側

背面は陽にも当たらないので、とても綺麗な状態でした。
まずはこちらから革を引っぺがしていきます・

ソファーの解体糸きり
リッパーで縫い目に沿ってひとつひとつ切っていきます。
下向きに構えれば良かったのに上向きにリッパーを構えてしまい革にキズがついちゃいましたが。。
その後、毛抜きで糸を取って・・。
綺麗に仕事をしていきたい性分なので、ひとつひとつの工程を丁寧に行うため、すごく時間がかかります。
こーゆー時にわたしってコツコツと粘り強い性格だなぁ~と思ったりして。

ソファーの解体その2
一目一目、糸を切る作業はなかなか大変でした。
そのままではやりにくいので根性でソファーを立たせてみたりして。

 

ソファーの解体その3

糸が切れた所で、縫い目に沿って革包丁(斜刃)←シャバと読みます・
でカットしていきました。

 

ソファーの解体その4

ふぅ~っ
やっと背面部分と片側の側面&背もたれ部分を剥がす事ができました。

なかなか骨が折れる作業なので、今日はここまでにしました。
もう腰が痛くって限界ですぅ。。

剥がした革

背もたれ部分は革の経年変化で色が変化していますね。
そして皮脂などでつるっつるしてます。

かなり薄く革を漉いて加工してあるので、再利用するには作るモノを選びますが使えない部分は革制作で芯を使ったりするのですがそんなのに使用すればいいかな。
革も伸びてしまっているし。
使える所は少ないかも知れません。

こうして革を再利用する事で、新しい形に生まれ変わらせて最後の最後まで使ってあげるのダ。
今までずっと一緒だったからね・
くつろぎの時間をありがとうね(涙)。

ちなみに・・。
家具屋さんにはこの引っぺがしたソファーを処分してもらいます。(引き取り料支払い済)
いちお、先方には「趣味で革小物を作っているので、使えそうな部分の革は剝ぐつもりです。」と言ってあります。
びっくりされても嫌だから(笑)・

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