美しい字を書く人は一目置かれる存在となる

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きなこの32回目の月命日

外はポカポカと春の陽気だと言うのに、わたしの気分は虚しさと寂しさでいっぱいです。

昨日は友人と最後のお別れをしてきました。
お焼香をした後に故人との対面をすすめられました。
もう、わたし・・いっぱいいっぱいで、対面する勇気が正直ありませんでした。
ずっとその顔が脳裏から離れなくなって、悲しみから立ち直れなくなるんじゃないかと。
でも、最後のお別れをしなくちゃ、と心を奮い立たせて棺に近づきました。
自分でもびっくりするくらいに膝ががくがく震えてしまって。。

とても穏やかなお顔でした。
本当に眠っているようで、起こしたら、「〇〇ちゃ~んっ。」て言いそうな感じで。
まったく以前と変わっていなくて、とても病気だったなんて思えませんでした。

自宅に戻ってから、会社時代のアルバムを開いて写真を見ていました。
どの写真を見ても、とても楽しそうに笑っているわたし。
これ以上ない程の笑顔。
そして・・わたしの隣で笑っている彼女。

写真を見ながら長年勤めた会社を辞めてからは、こんな風に心から笑った事が無い事に気が付きました。
時間は確実に流れているんだなぁ~。

彼女と一緒に写っている写真を1枚抜き取りテーブルの上に立て掛け、ビールで献杯しました。

 

さて、

 

今回、不祝儀袋に筆ペンを使用したじゃないですか。
いやぁ、ほんと、字が汚くてね。
筆ペンで書くとなると余計にうまく書けないのです。
力加減や、文字と文字のバランスとか『はね』『とめ』とかね。
年賀状を出す時も文字を書くスペースがないような図(絵)柄を選んで印刷しています。

あらためて思ったのが「綺麗な字を書ける女性になりたいなー。」でした。

子供の頃に親からピアノやら日本舞踊やら英会話やら習わされたり勧められたりしたけれど、なんでお習字、ペン習字のお教室をすすめてくれなかったんだろうか、、と今更ですが思ってしまいます。
綺麗な字を書けるというのは、その人の大きな財産になると思うんですよねー。

一昨年、仕事で一緒になった40代の女子が「公文書写」に通っていて、いろいろと公文の話を聞いたんですよね。
わたしも習いに行こうかな・・と思ったのですが、なにせ、ほら、貯金を切り崩して生活しているじゃないですか。
月謝代を捻出するのがね。。

それきり美文字の事は忘れていたのですが、また綺麗な字を書ける人になりたい病が復活してしまいました。

お金を掛けずに自力でなんとか・・と思いネットで検索してみると、あらあら、美文字を無料で練習できるサイトが沢山あるんですね!
書籍も調べたら、低価格でペン字練習帳が販売されているではないですか。
やったからってすぐに綺麗な字が書ける様にはならないですが、毎日、こつこつと積み重ねれば少しは上達するかしらん?

サラサラっと綺麗な文字が書けるのって、すごく素敵ですよね。
60代に向けて何か習得したいと思っていましたが、これだよ、これっ!!

軽い気持ちで気負う事なく、まずは毛筆を頑張ってみようかな。